減点より加点方式\25%ルール/で褒め上手になろう!
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減点方式になってない?
我が子が生まれたあの日。無事に生まれてくれたことに感謝した。
赤ちゃんが笑った!歩いた!喋った!たったそれだけで「すごい!上手上手!」と褒めていたあの日は過ぎ去り、いつの間にか、やって当然、出来て当然になっていませんか?
お腹の中で生死をさまよい、生まれてからはNICUにいた息子。元気にいてくれるだけで十分なんて言っていたのに、私も時々忘れてしまうことがあります。先日息子が幼稚園の支度をして、前日忘れた上靴を2日連続で忘れて登園するところでした。出発時間に余裕を持って支度を済ませた息子の出来ていることよりも、出来ていないことに注目してしまい、客観的に事実を伝えることが出来ず叱ってしまいました。
だから、今日は自分の為の備忘録でもあります。
ペアトレで学んだこと。
昨年からペアレントトレーニングを学ぶ機会に恵まれ、親子の関わり方について改めて考えさせられています。
そこで、目から鱗だったのが25%ルール。100%出来るのを待って褒めるのではなく、25%でも出来ていたら、どんどん褒めるということなんです。やろうとした、手にした、それだけでも褒める。大人目線では十分に出来ていなくても子供の小さな出来たをどんどん見つけて、それを認める。
おもちゃのお片付けも完璧に出来なくても、子供が出来たこと、やろうとしたことを褒めてあげましょう。完璧にしなくちゃ怒られるという経験を積んでいると片付け自体に苦手意識を持ってしまうかもしれません。
赤ちゃんの時なら、すたすた歩かないから褒めないなんて、あり得なかったですよね。たった一歩、歩いただけでもたくさん褒めていませんでしたか?
お母さんだって褒めてほしいよね。
ある程度の年齢になると、おだて過ぎや褒めすぎは馬鹿にされてる?と勘繰ってしまうこともありますが、誰しも褒められたり、認めてもらえることはとても嬉しいですよね。それは、私達お母さんだって同じ。お腹に新しい命が宿った瞬間から母になる私達ですが、母親業は初心者マークからスタートしました。
なのに、世の中では、母親なんだから家事育児仕事が出来て当たり前、100点の母親が当たり前になっていないでしょうか。そして、それを自分に課していませんか?
出来なかったことばかりに目を向けて、ダメな母親だと自信をなくしていませんか?家事が全然出来なかった、仕事が上手くいかなかった、そう悩む日も目の前のことを一生懸命に真剣に取り組んだからこそ悩むのではないでしょうか。
だからこそ、頑張ったママ自身も自分を認めて、25%ルールで褒めてあげましょう!子供相手の育児は思い通りにならなくて当たり前。全然思うようにならない日もありますよね。でも、頑張った事実は変わりません。いい時も、よくない時も、そんな日もあるよね、そんな私もOK!とお母さん自身が受け入れられるようになると、子供の些細なことに対するイライラも受け入れられるようになるかもしれません。
自己肯定よりも自己受容。
そんな言葉が気になる今日この頃です。